【資金調達】コムストックローンの<返済金利>と株売却時の<所得税>についての比較

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株式を持っているけれど価格が下落して塩漬けになっている、今すぐ資金を用立てたいニーズがあるのに売るに売れない、そんなお悩みはありませんか。子どもの教育費や家のリフォーム費用など、まとまったお金が欲しい時、株が値上がりしていたら助かるのにと思う方もいるはずです。一方、配当は良いし、お得な株主優待が得られるから、すぐに手放すのももったいないと感じる方もいるかもしれません。そんな時に役立つコムストックローンの特徴と返済金利、株売却時の所得税と比較した際のメリットをご紹介します。

■コムストックローンとは

コムストックローンは、証券口座で株式(各種条件あり)を保有したまま、それを担保にして借り入れができるローン商品です。資金使途は自由で、さまざまなニーズに役立てることができます。融資額は担保株式の時価額の60%までで、30万円~5,000万円までが基本となりますが、審査により最大3億円まで可能です。株式の価値で借入可能額が判断されるので、年収や職業などによる融資制限などはありません。ただし、1銘柄の時価額の割合が時価額合計の70%以上の場合は、50%に限定されます。現在、国内上場銘柄の8割超が担保にすることが可能なため、株価が下がったままの塩漬け株や勤務先の株など売るに売れない株を使って、資金調達が可能になります。保有しているだけで利益が生まれず、評価損になっている株式で資金が調達できるというメリットが生み出せるのです。一般的なローンのように個人信用情報機関に情報も連携されないため、すでに借入金が多い方も利用が可能です。

■株式としての自由度も変わらない

株式を担保にお金を借りても、従来の株式の価値に大きな変更はありません。配当を受け取ることや株主優待が設けられ、株主総会の議決権も有したままです。売買も自由にでき、担保に入れて手にした融資金で新たな買付をすることも可能です。

■利用もスピーディー

限度額の引き上げなどで来店審査が必要になることもありますが、基本的には契約から借り入れ、返済までインターネットで取引が可能です。平日9時30分から14時30分までに借入申し込みを行えば、リアルタイムで融資金が振り込まれます。

■返済金利について

融資利率は年率2.675~4.175%で、基準金利は4.175%です。たとえば、50万円を1か月(31日間)借りた場合の利息は1,772円になります。50万円×31日×4.175%÷365日=1,772円(円未満切り捨て)よって年間返済額は単純計算で21,264円となります。担保を入れる分、一般的なカードローンやフリーローンに比べて低金利なのもメリットです。コムストックローンの返済方法には銀行口座に振り込む振込返済、証券口座内にある預り金を返済に充当する預り金返済、そして担保に入れた株式を売却して返済する売却返済の3種類があります。

■株売却時の所得税と比較した際のメリット

この点、通常の方法で株式を売却して売却益が出た場合、税金が課税されます。原則形態である申告分離課税の場合の税率は、所得税と住民税、復興特別所得税を合わせて20.315%です。仮に100万円で購入した株式を150万円で売却し、50万円の売却益が出た際の申告分離課税は50万円×20.315%=101,575円となります。税金を払うため、手取りは500,000円ー101,575円=398,425円となります。コムストックローンで株式を担保に入れて借り入れをした場合、担保株式を売却して売却代金を返済に充てることが可能です。返済必要額は売却後の融資割合を60%、なお1銘柄の時価額の割合が時価額合計の70%以上を占める場合は50%以内にするために、必要な返済額となります。同一受渡日となる売却と買付を行った場合、買付金額のほうが多い場合は、売却返済の対象となりません。もし、担保株式を全て売却した場合は、売却代金が自動的に融資金全額の返済に充てられます。ただし、売却代金から所得税が源泉徴収されるケースでは返済必要額の一部が控除できないおそれがあります。この場合は、不足する金額の返済を別途請求されることがあるので注意が必要です。このため、コムストックローンを利用する場合、源泉徴収ありの便利な特定口座を利用するのではなく、源泉徴収なしを選択するのがおすすめです。これにより、担保を売却してローン返済に充てれば、売却益が出ていても所得税などを課税されずに、売却代金丸々を利用することができます。

■まとめ

コムストックローンのメリットをまとめると、ローンを提供している証券会社で保有している株式を担保に入れて、①担保株式の時価額の60%、30万円~最大3億円を借りられるローンです。②借り入れの申し込みから借り入れ、返済まで全てWebサイト上で行うことが可能です。③資金使途は自由で、通常のローンのように個人信用情報機関に登録されることもありません。④担保に入れても配当や株主優待を得る権利は失わず、自由に売買もできます。⑤金利も低めで、返済に株式を売却した資金を充てることも可能です。

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